ロードスターカップ 2020第3戦

台風で開催延期となった前戦を挟んで事実上の第2戦となる今回のレース。全6クラス、29台のロードスターが参戦した。今回のトピックは何といっても、1.5OPクラスにスポット参戦してくれたプロドライバーの澤圭太選手。SuperFT、WEC、ルマン24などメジャーなレースで活躍した澤選手がどんな走りを見せてくれるのか注目が集まる。

予選でトップタイムを唯一2’07台に入れた2.0OP#5山崎、開幕戦に続いてのポールポジションをゲット。続く2番手を獲得したのは流石の走りで1.5OP#25のSAWAがフロントローに並ぶ。3位は1.8#35の松波が入ってクラストップ、同じく1.8クラスの#18小林と続く。1.5OP#79杉浦、2.0OP#77の長岡を挟んで、#91神谷から#12植松まで1.8クラスの5台が0.5秒以内に並ぶ。1.6クラスは#34竹田が総合13位でクラストップ、#53水野が15位と続く。2.0OP菊池は総合16位でクラストップ。最大の激戦区と言っていい1.5CHクラスは#20五賀がクラストップ、#118中島、#14小倉と続く。1.5CH#57鈴木はマシントラブルで未出走となってしまい全28台の出走となった。

決勝レース、#5山崎、#25SAWA、#35松波、このクラスの違う3台がきれいなスタートを切ってTOP3を形成。4位小林以降は激しい混戦状態。1.5OP#7はダンロップコーナーで突然のスローダウン、マシントラブルでグリーンにクルマを止めてしまう。山崎は徐々にリードを広げてトップを逃げる。これを追うSAWAは松波の追撃を受けて一時は先行を許すも追撃を振り切って単独2位を走る。1.8クラスのトップ争い#35松波、#91神谷、#18小林、#2渡辺に2.0OP#77長岡が加わって激しくバトルを展開。1.6クラスは#34竹田がクラストップを死守。1.5CHクラスの五賀、小倉はオープニングラップから激しいトップ争いを演じる。
総合優勝は山崎がそのまま逃げ切って第1戦に続いてポールtoウィンで今季2勝目。2位には素晴らしい走りを見せてくれたSAWAが入って1.5OPクラス優勝。1.8クラスは激しい戦いを制して3位でチェッカーを受けた#35松波だったが、なんと車両規定重量がわずかに足らず失格となってしまいクラス優勝は#91神谷。1,6クラスは水野の追撃を振り切った#34竹田がクラス優勝。2.0クラスは#50藤澤がベテラン菊池を振り切ってクラス優勝。1.5CHは#20五賀が混戦を抜け出してクラス優勝を飾った。

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